移転準備の関係で保育園に夕方お邪魔しました。みんなに囲まれて,陽だまりの名物「一升餅」の儀礼が執り行われていました。一升餅は「一升」と「一生」の掛詞になっていて,「一生丸く長生きできますように」という願いが込められた,1歳の通過儀礼です。モチ性食品を取り入れてきた日本文化の象徴的な儀礼ですよね。地域によって形式は様々のようですが,一升の丸餅に寿や名前を入れ,風呂敷などで背負わせて歩かせ,立つ前に一生の重みを感じささせるという意味もあるようです。ちなみに,一升は「体積」の単位で,正確には1803.4立方センチメートルで,水なら一升瓶の1.8リットルとなり,米なら1.5kg,餅なら1.8kgとなります。
背負わす道具の「風呂敷」ですが,これも鞄ではなくて,布で「包む」という文化圏ならではです。園舎が移転したら,リュックをやめて風呂敷登園にすると聞きましたが,包むためには「結び」の技術が必要です。保育的に意味深い取組みになるでしょう。
今日の一升餅の風呂敷は,ほとんど徹夜で刺し子を施されたようです。親が子の成長を願う思いを,「手間」で表現することほど子どもにとって幸せなものはないでしょう。限られた時間の中で,愛情の掛け方を最大化することが大切だと思います。そして,その努力が仲間達の祝福によって増幅され,きっと1歳という時を幸せに過ごしていけるのでしょう。移転園舎が,そんな儀礼を経て成長していくに相応しいものとなるよう,願いのこもった空間創りをしていきたいものです。おめでとうございました。
背負わす道具の「風呂敷」ですが,これも鞄ではなくて,布で「包む」という文化圏ならではです。園舎が移転したら,リュックをやめて風呂敷登園にすると聞きましたが,包むためには「結び」の技術が必要です。保育的に意味深い取組みになるでしょう。今日の一升餅の風呂敷は,ほとんど徹夜で刺し子を施されたようです。親が子の成長を願う思いを,「手間」で表現することほど子どもにとって幸せなものはないでしょう。限られた時間の中で,愛情の掛け方を最大化することが大切だと思います。そして,その努力が仲間達の祝福によって増幅され,きっと1歳という時を幸せに過ごしていけるのでしょう。移転園舎が,そんな儀礼を経て成長していくに相応しいものとなるよう,願いのこもった空間創りをしていきたいものです。おめでとうございました。
久しぶりの天候に恵まれながらも,肌寒い中で藍の定植を行いました。仮住まいだったポットの中から,大地に根付いて行く瞬間です。ポットというゆりかごのような過保護な世界から,いきなり放り出されるわけですから,人情的には気の毒です。でも,藍の成長にとっては試練が付き纏いますが,望ましい環境なのです。先日の田植えの体験を生かして,5から8本程度に株分けをしながら,株間50cm,畝間100cmで植えて行きます。株分けがうまくいかない子,穴が浅すぎて固定できない子,本当に色々ですが何とか無事終了。これからしばらくは「除草」と「土寄せ」(追肥)が,世話をする上では大切です。「栽培」を通して支援することの大切さ,いのちを育てる厳しさ・優しさを感じてもらいたいと考えています。
Photo by Kousakubito