今日は雛祭りでしたね。桃の節句には厳しい寒さでしたが・・・今週は寒の戻りで寒い日が続いていますので,ひなまつりの歌にある「少し白酒めされたか♪ 赤いお顔の右大臣」になりたいものです。
現場は検査に備えて最後の行程に入っています。昨日は棟梁,今日は現場監督の谷さんと工期を振り返りながら,しばし話をしました。棟梁から,「いや〜手間をかけたよ,この現場は。だけど,手間をかけた分見応えがあるよね」と,現場の近くで建てているツーバイフォー住宅を指差しながら話されているのが印象的でした。「もう終わっちゃうかと思うとつまらないね〜」と,いかにこの建物に思い入れがあったかを窺わせていただいた瞬間でした。谷さんからは,「やはり後1ヶ月半工期が欲しかった。そうすれば,もう少しやりたいことが出来たのに・・・」と。こちらも感慨深く振り返ってくださいました。いいものを創り上げるに相応の時間が必要です。この園舎づくりを通して私たちが学んだことです。役所の都合ではなく,市民の目線にたった補助金制度に改善されることを切に社会に訴えていきましょう。
さて,今日の現場では乳児棟のテラスづくり,そして管理棟の濡れ縁づくりが始まっています。これが完成すれば,ほぼ工事はおしまいとなります。
そして,古民家再生で大変なのが「埋木」です。元が貫き構造であるため,柱に穴がたくさん開いています。それらを一つずつ埋めていく地道な作業ですが,この仕事ぶりが外観を大きく左右します。
土間ホールでは,大欅梁の染み抜きが行われていました。荒壁の水が凍って,それが融け出した水滴で染みになってしまったための処理ですが,ここでも工期の関係上,最も寒い時期に土壁を造らねばならないという理不尽さを窺えます。丁寧な作業を行ってくださっていますので,無事に抜けることを祈りたいと思います。
ここからは,完成したところを数ショット紹介します。まずは何といっても保育室。虹・大空の和室空間から見ていただきましょう。純和風旅館といっても退けをとらない落ち着いた空間になっています。それを支えているのが再利用している建具です。旧高橋家住宅の建具はものがよかったので,そのまま寸法を調整して使いました。こういう建具を開け閉めする所作を保護者の皆様にも体験してもらいたいと思います。ドア文化に慣れてしまった現代人が,和の伝統の中で最も雑なのが建具の開け閉めではないでしょうか。百年以上大切に使われてきた建具を前にすると,きっと粗雑に扱えないと思いますよ。
次は若葉・風の板の間の保育室です。こちらは増築側ですので,一部の梁を除けば全て新材で,建具も新調されています。こちらは新たに歴史を刻んでいく真新しい空間で,ノスタルジックな塗装が施されていますが,上の保育室に比べると初々しさを感じることができます。
拘りの洗面台が完成しました。益子焼で焼いたオリジナル洗面鉢です。手を洗うのが思わず楽しくなってしまうような空間になっています。
そして,洗面台の壁の裏面が帳場と呼んでいる園長席です。「陽だまりの関所」といったところでしょうか。この帳場の框は,旧高橋家住宅の上がり框に使われていた欅を削り直して再利用したものです。200年の間人の往来を見守り続けてきた框です。これからも多くの子ども達,そして地域の人々の往来に恵まれることを願いたいものです。
今日最後は,再度大黒柱の風景です。何度見ても力強く,そしてやさしい。私自身はそんな存在にはほど遠い人間ですが,ここで生活する子らをいつまでも見守り続けてくれるでしょう。これまでの家族の履歴を記憶してきた時間と同じように。

現場は検査に備えて最後の行程に入っています。昨日は棟梁,今日は現場監督の谷さんと工期を振り返りながら,しばし話をしました。棟梁から,「いや〜手間をかけたよ,この現場は。だけど,手間をかけた分見応えがあるよね」と,現場の近くで建てているツーバイフォー住宅を指差しながら話されているのが印象的でした。「もう終わっちゃうかと思うとつまらないね〜」と,いかにこの建物に思い入れがあったかを窺わせていただいた瞬間でした。谷さんからは,「やはり後1ヶ月半工期が欲しかった。そうすれば,もう少しやりたいことが出来たのに・・・」と。こちらも感慨深く振り返ってくださいました。いいものを創り上げるに相応の時間が必要です。この園舎づくりを通して私たちが学んだことです。役所の都合ではなく,市民の目線にたった補助金制度に改善されることを切に社会に訴えていきましょう。
さて,今日の現場では乳児棟のテラスづくり,そして管理棟の濡れ縁づくりが始まっています。これが完成すれば,ほぼ工事はおしまいとなります。
土間ホールでは,大欅梁の染み抜きが行われていました。荒壁の水が凍って,それが融け出した水滴で染みになってしまったための処理ですが,ここでも工期の関係上,最も寒い時期に土壁を造らねばならないという理不尽さを窺えます。丁寧な作業を行ってくださっていますので,無事に抜けることを祈りたいと思います。
そして,洗面台の壁の裏面が帳場と呼んでいる園長席です。「陽だまりの関所」といったところでしょうか。この帳場の框は,旧高橋家住宅の上がり框に使われていた欅を削り直して再利用したものです。200年の間人の往来を見守り続けてきた框です。これからも多くの子ども達,そして地域の人々の往来に恵まれることを願いたいものです。

準備委員でありながら、コメント初です。スミマセン…
かずやん、いつも、ブログありがとうございます。
ちょっと前ブログに紹介されていた蜜蝋ワックス塗りがはじまりました。
最初はやれる場所を谷さんに伺いながらちょこちょこやっていましたが、4日は乳児棟・ホール(乳児棟下)と幼児組の2部屋を気温が上がらない中、土肥さん・阿久津さん・鳥羽さん・佐久間さんの母チームのご協力をもらってワックス塗りが完了しました。。地道な作業でしたが、目標までと(乳児棟全部が目標でした)夕方遅くまでやっていたできました。おかげで、目標を上回ることができました。本当にありがとうございました
次回は、9日(水)目標は、土間ホールの床!(サンダーがけが終わっていれば…ですが)
こちらも、ご協力いただけるお母ちゃんたちがすでに名乗りを上げてくれています。とてもありがたい事です。よろしくお願いいたします。
蜜蝋ワックス掻けへのご協力本当にありがとうございます。真っ白な檜の無垢板が艶を出していて素敵ですよね。2階西面の部屋の床を見て思いました。今日は啓蟄ということで,何となく虫達が騒がしく動き出しているように感じました。我が家の柿の木の下には例年お約束の蕗の薹が顔を出していました。確実に春の息吹を感じます。そんな季節に心温まる恊働に感謝致します。