2011年11月アーカイブ

今年のぽかぽかまつりは,新天地で多くの縁を紡げますようにと,『わ』がテーマでした。「つながる輪 地域の環 日本伝統の和 ここからはじめよう 陽だまりわ〜るど」がサブテーマに掲げられていました。半年以上議論を重ねて,実行委員の皆さんの色々な思いが詰まったイベントになったのではと思います。

今回は全てが初の試みといってもいいくらい緊張感がありました。まずは,イベント会場が保育園と隣接する里山,そして地域のパートナーとしてのエコハウスという大きな空間を舞台としたことです。地域とのつながりを標榜する陽だまりのコンセプトを反映させたいという念から出て来た解だったのでしょう。そして,前夜祭を含めて二日間開催とし,くぐつさんの人形劇を3回設定して,より多くの皆様に日本の伝統をくぐつワールドで堪能してもらうという企画であったこと。前日に主催者側が観劇を終らせているので,当日はゆったりとした時間を過ごせたという声を多く聞きました。

poka11-1.JPG今年のくぐつさんの演目は「したきりすずめ」ということで,入場口は雀のお宿をイメージした竹林で素敵な空間が用意されました。しばらくそのままにしておきたいと思うほどの演出でした。竹の切り出しからなので本当に大変だったでしょう。非日常性(ファンタジー)を用意すると,子どもはもちろん大人もわくわくできて,くぐつさんの世界に引き込まれていきます。

poka11-2.JPG親父の会も今回はフル回転でした。夢基金の支援を受けて「森の中の秘密基地づくり」を9月から約3ヶ月間,伝統左官の技を通して日本建築の伝統,そして土や藁といった伝統素材に触れながら,子ども達と基地(遊具)を創っていくという事業でした。最後の土壁(荒壁)づくりを,ぽかぽかまつりの体験ブースとして用意してきました。独特の発酵臭も,現代の無臭文化に育つ子ども(大人も同じ)にとっては大変意味のあることだと思います。そして,発酵という自然作用を利用して適度な粘りをつくり,格子状の下地(竹小舞)に塗り付けていく。その感覚は何ともいえない触感で,塗っているととても気持ちが落ち着きます。ある意味,泥遊びに夢中になる子どもと同じ感覚なんだと思います。この企画が実現したのは,もちろん園舎の壁でお世話になった左匠白石博一氏の惜しみないご助力のおかげでした。11月は毎週陽だまりに通ってくださり,同じ子育て世代のパパでもある白石さんとしても大変なご迷惑をおかけしたなと思います。本当にありがとうございました。

poka11-3.JPGそして,陽だまりにおける日本伝統の和といえば裕重さん率いる老人会の皆様。今年も元気にもちをついてくださいました。つきあがると同時に長蛇の列が出て,あっという間に完売していた模様です。餅米は今年も谷田部家(なおちゃん)のおばあちゃん特製の新米でした。それを,とても80歳とは思えない気が充満していて,でも気負いがない裕重さんがついてくださる。だからこそ,心も身体も温まるんでしょうね。まさに,日本の伝統といえるでしょう。

poka11-4.JPGゆかりの会「縁会」処は,卒園児達がお泊り会で練り上げた遊びを提供してくれました。それぞれ,元担任保育士と一緒に旧友と一日遊びまくる・・・本当に心底遊び込んだんでしょう。我が家の息子も元気あっぷむらで食事をしながら夢の中でした。卒園するとそういう機会がほとんどなくなるので,これも陽だまり20年保障の一環かなと親として心から感謝しています。

poka11-5.JPGこれ何だかわかります?昨年の小山基金「伝統左官による竃づくり」で造ったパン窯でピザを焼いているところです。昨年のワークショップに参加してくれた外部の子ども達にも連絡をとってお誘いしたところ,かなりのご家族がきてくださったようです。私は残念ながら食べられなかったのですが,皆さん口を揃えて美味しいと評判でした。親父の会の取組みが地域とつながるツールとなり,つながる輪を演出したブースの一つとなりました。

poka11-6.JPG場所を森の中に移しましょう。12メートルの布を紅葉の美しい里山に張って,そこに5色の染料で染めていく里山染。引き染めの躍動感や色の重なりで生まれる偶然の色彩,大きなキャンパスの上に自由に着色する爽快感・・・これはやっていてとても心地よいものです。もとは,保育園の土間ホールの照明用の布を染めていただいた染色家の齋藤洋氏が始められた「野染め」ですが,私なりにアレンジして里山染として今回提供させていただきました。このワークショップの参加費用をチャリティコンサート実行委員会のチャリティ金として利用させていただきました。ご協力ありがとうございました。

poka11-7.JPGその奥には,宇大生(生活環境論II受講者)が企画した「森のなかのトンネルづくり」の空間が広がっています。張り巡らされたバインダーロープに,竹の筒にペインティングを施して,抱っこをしてもらって思い思いにぶら下げていく。子どもの目線から見ると,いかにもトンネルができたような感じのする空間が創られていきます。来春まで,この空間は残しておきたいと考えていますので,ぜひ一度歩きながら里山を感じてもらいたいなと思います。

poka11-8.JPG今回は裏メニューも用意されていました。白石さんが,大空の子ども達のために伝統左官技法である大津磨きを利用したピカ団子づくり。大空組ということでインド藍と白い土を使って,地球のようなイメージの素敵なピカ団子が出来上がっていきます。お昼休みの30分くらいですが,いや〜これが土?というくらい感動的な作品に仕上がりました。

poka11-9.JPGもう一つは,竃の油煙仕上げワークショップ。将来,陽だまりにも本格的な竃を据え付ける予定(?)ですが,そのプレワークとして油煙を用いた仕上げを親父の会が体験しました。漆喰の黒が輝きはじめると,もう何とも言えない色合いになってきます。

poka11-10.JPG家族でゆったりと過ごしてもらうために,12時半から13時半まではランチタイムが設定されていました。そして,初となる陽だまり定食(雑穀米,具だくさん味噌汁,秋刀魚の南蛮漬け,カボチャと大根のそぼろ煮,かんぴょうラスク)のみの提供スタイルで,和食を堪能するという企画でした。個人的に大変美味しかったですし,子どもの育ちを食から保障する陽だまりのコンセプトも反映されていて,とてもいいアイデアだと思います。そして,お腹も満たされてステージを楽しむ。ここでの主役はやはり,あすなろ太鼓「若獅子隊」でしょう。卒園児も多く所属する太鼓集団ですが,同じ時を過ごしたものがつながっていく一つの居場所として素晴らしいですし,和太鼓という伝統を通して成長していく子ども達が眩しく映ります。伝統は素晴らしいと言うことは容易いですが,それを継承していくには膨大なエネルギーが必要な時代となった今,保育から伝統を守っていく取組みは意義深いものです。

poka11-11.JPG染め処として協力させていただいたブースですが,麻布に十二支を糊置きして,そこにアクリル絵の具を用いて染色していくワークショップを企画しました。10分程度で出来る簡単なWSですが,残念ながらあまり芳しくありませんでした。おそらく,着色していくということで年中以上でないとハードルが高かったのが主たる原因で,親子で基本動いているので,小さいお子さんがいらっしゃると大人も体験しずらいということがあったのでしょう。また,服や手が汚れるということで敬遠があったのかもしれません。実行委員の皆さんには本当に手間ひまかけていただいたので大変申し訳なく思っています。余った布は後日,チャリティーコンサート実行委員会で何らかの企画をして再利用したいと思います。そのときには,ご協力よろしくお願いします。

poka11-12.JPGそして,いよいよフィナーレ。まずは,イルミネーション点灯式でも披露した,大空組の子どもと母ちゃんによる「海野わらしこ太鼓」が天高く鳴り響きました。

poka11-13.JPG続いて,親父の会のロックソーラン。くぐつさんもおっしゃっていましたが,親父の会の存在がないとこの保育園はやっていけないレベルにまで到達していると思います。その背中に家庭をしょって,そして陽だまりを背負いながら成長していくんだと思います。だから,親父の会の親父は誰それのパパではなく,陽だまりの親父だというコンセプトをこれからも大切にしていきたいと思います。

poka11-14.JPG最後は,100人ロックソーランということで,会場全体で踊り狂います!これが日本伝統の祭です。ここに至まで,今年は4回の練習日が設定され,親父の会が指導するかたちで練習を重ねてきました。見よう見まねで一体感を味わっての打ち上げとなりました。

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時間の都合で全ての写真を撮ることができませんでしたが,その他,あそび処として森の恵み処(クラフトアート体験),しゃぼん玉処,すくい処(紆余曲折あって最終的に金魚に落ち着きました)が風・虹・大空の保護者が提供してくださいました。子ども達にとって,どれも魅力的な体験ブースだったと思います。そして,パザー処,和処(手づくりの小物販売),ちづこの台処と盛りだくさんのご尽力をいただきました。また,共催をいただいたエコハウスの皆様に心よりお礼申し上げます。

実行委員会の皆さんはもとより,いろいろと考えるところが多いぽかぽかまつり。今年は皆さんの心中に何が遺りましたか?

私は09年に実行委員長をやらさせていただいて,本当によかったと今でも思っています。入園してたった2年目の保護者でしたが,実際に関わる事で陽だまりの履歴を知ることができ,そして自分ができることを自分自身に問うことができたからです。そして,今年のぱかぽかは私にとって特別な思いがありました。それは,移転準備委員会からの流れで,この新天地に陽だまりが定着していく第一歩だと考えていたからです。もちろん,チャリティコンサートや夏祭りといったイベントで陽だまりをアピールしてきましたが,ぽかぽかは保護者が主催するという意味で,「保育」を「創る」のは「親」そして「地域」という,陽だまりのコンセプトを実現していく一番重要な「祭」だと思っています。ですから,保育園を一番知っていることになる(なるべき)大空組の保護者が,保育園を率いていく役割を担うのだと理解しています。今回の実行委員会は,そのような大きな使命を背負っていたということで,本当に苦労が多かったと思います。心から皆さんでお疲れさまの拍手を贈りたいと思います。お疲れさまでした!

藍染手拭プロジェクト

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チャリティコンサート実行委員会が,ぽかぽかまつり2011に照準を合わせて「藍染手拭プロジェクト」を立ち上げました。夏に陸前高田市の広田保育所の職員の皆さんに,藍染Tシャツを贈りました。そのときの藍を再利用して手拭を染めて,チャリティとして販売して支援資金にしようと企画されました。

この時期の藍染は水も冷たく,大変辛いものです。ある日の夕方,作業していると学童さんが「染めさせて」と寄って来ました。小学3年生(大空08)の女子二人ですが,おそらく卒園後始めての染色だったと思います。数本やったら飽きてしまうかなと思いましたが,何と何と30本くらい染め上げてくれました。そして,糊置きされた手拭を伸子を使わなかったため,指で静かにたくりながら素早く染める必要があります。技術的にどうかなと思っていました,とても指使いが精緻になっていて,大空での藍の取組みを土台にしっかりと手の力がついてきていることを確認できました。とても,ほんわかした嬉しい時間を過ごすことができて,時間に追われて染めている私を和ませてくれました。

aiai1.JPGホールでは,先に染めた手拭にアイロンをかけて,布端のほつれを整えていきます。手拭は使うほどに端がほつれますが,これを日常的にメンテナンスしながら実用的に,そして粋に使うというのが手拭文化の大切なところです。

aiai2.JPGそして,ぽかぽかまつり前夜祭の日。愛藍処(通称,チャリ処)のメンバーで学童が染めてくれた手拭にアイロンをかけて,値段付けをしていきます。

aiai3.JPG当日は園舎内に足を運びにくいと判断し,午後は外に急遽ブースを移しての販売となりました。実行委員会の皆さんのご尽力で,ほとんど売れたようです。まだ数本残っていて,保育園の帳場に展示販売していますので,いずみちゃんに声をかけてお買い求めください。なお,今回の藍そして手拭生地は株式会社藍熊染料のご寄付により実現致しました。心より御礼申し上げます。

aiai4.JPG第2回チャリティコンサート「響く」のチケットを先行販売しましたが,数枚しか売れなかったようです。間もなく師走に入りますが,皆様の協力を得ながらコンサートに向けて盛り上がっていけたらと思います。実行委員長ともパーを中心に様々な企画を展開していきます。まずは,一緒に歌いましょう!宜しくお願いします。
いよいよ週末に,新生陽だまり保育園として初となる「ぽかぽかまつり2011−"わ"」が開催されます。保護者会主催となってから4回目を数えますが,その年々の大空組の大人達が「がちんこ」で祭を企画し,子どもを真ん中にを合い言葉に,保育園から地域へと「輪」を広げ,まつりのコンセプトの中心に日本の伝統としての「和」を据え,みんなに楽しんでもらいたいという思いをもって,いよいよ追い込みに入ってきました。

今年のぽかぽかで新顔となるチャリティコンサート実行委員会の『愛藍処』・・・藍染手拭を陸前高田の保育園支援のチャリティとしてブースを設けます。先週末,雨が降りしきる中,実行委員会のメンバーに有志を加えて,朝から暗くなるまで約30本の藍染を行いました。

aidokoro1.JPGみんなで縫い絞りを行った布を一枚ずつ交代で丁寧に仕上げていきます。染めた後は水中酸化をして十分に空気酸化を行います。手袋をしているとはいえ,冬の藍染は辛いものです。本当にお疲れさまでした。

aidokoro2.JPGしかしながら,陸前高田の子ども達のために,同じ子をもつ母として,そして父として,保育士として陽だまり流の支援を持続していきたい・・・そんな思いがあるからこそ,こんな活動が展開できるのだと思います。手間ひまかける意味をこんな小さな活動の中に見出せるのではないでしょうか。

aidokoro3.JPG一方,土間ホールでは体験ブースの1つである「染め処」の糊置き作業を実行委員を中心に行っていただきました。男性陣に麻布の布目拾いと裁断をお願いし,さしずめ朝の連ドラのテーラード集団のように見えるほど,集中した空気がとても印象的でした。

pokasome1.JPGそして,女性陣が型糊を置いていきます。枚数にして,ざっと300枚・・・本当に根気のいる仕事です。当日,十二支の模様から好きな絵柄を選んで,アクリル絵の具で染色を楽しんでみたいと思います。楽しみにしておいてくださいね。

pokasome2.JPGそして,翌日の日曜日。朝から親父達が基地づくりWSの養生と屋根の杉皮張りを完成させました。指導いただいている白石さんが,今日は伊勢崎で設計士をされている藤田さんという若い女性を連れて来られました。設計の傍ら,自然素材や伝統工法に興味を持たれていて,左官を白石さんに師事されているとか・・・夜な夜な自宅で左官コテの練習をされているとか。とても明るくて,前向きな方で,ぽかぽか当日のWSもお手伝いいただけるそうです。

yume11120-1.JPGそうこうしている内に,ちょっく蔵広場で行われてたイベント「イルミネーション点灯式」の時間がやってきて,大空組ならびに親父が広場に集結。まずは,大空+大空母+若獅子による「海野わらしこ太鼓」を披露する前に,いずみちゃんの饒舌なぽかぽかまつりの宣伝からスタート。

illumination1.JPGそして,元気一杯の演奏。終了後,大きな拍手をいただき,そして2分30秒のカラータイマー付きの親父のロックソーランで,さらに祭をアピール・・・したつもり・・・(苦笑)

illumination2.JPG保育園に戻ると,パン窯の仕上げが終ろうとしていました。桜土で美しく仕上げられた窯。昨年の小山基金事業に参加してくれた子ども達にも電話で連絡をとっているところです。ほぼ1年越しでの調理となります。ぜひ遊びに来て,おいしいピザを堪能してもらいたいと思います。

yume1120-2.JPG最後に,今年のぽかぽかのもう一つの"わ"である『環』に,実行委員会の思いがつまっていると思いますし,陽だまりの全員にその意識を共有してもらいたいのです。子育ては本来地域が担うもので,いろんな大人と関わって生きていくからこそ,多様な価値を認め合い,そして地域に生きようとする宝が育まれるのだと思います。一方通行のイベントが多いなか,ぽかぽかまつりは単なる一保育園のエゴイスティックな思いをアピールすのではなく,乳幼児の育ち環境のあり方を地域に伝え,そして縁を結びながら子どもを見守れる社会環境を創造していくプラットホームになりたいものです。人と人,自然がつながり,輪廻転生の如く「ひと・もの・こと」が巡り合う環(わ)ができることを願って・・・あと一踏ん張り。楽しみましょう!

歌うたい隊2011結成!

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さあ,今年も歌うたい隊が結成されました。新しいメンバーを加えて,そしてOBの縁会のメンバーも帰ってきてくれて女子30名,そして男子10人未満・・・という発表がありました。親父のみなさん,ぜひ一緒に歌いましょうね。陽だまりに入ったら,踊るか歌うか?さもなければ身体をはっていただきますよ〜(冗談半分本気)
今回は例年の平和コンサートではなく,第2回震災チャリティコンサートの第?部を務めることになります。5月15日のチャリティコンサートから8ヶ月となる来年1月に,改めてこれまでの軌跡を辿りながら,陸前高田の保育園とのつながりを確かめ合い,多くの皆さんと一緒に私たちの想いを届けるコンサートにしたいと,チャリティコンサート実行委員会(直井正幸実行委員長)もはりきっています。第2回目のテーマは『響く』で,実行委員長から次のようなメッセージをいただいています。

第1回震災チャリティコンサートから紡かれた陸前高田の保育園との絆。賛同いただいた皆様の歌声で想いが伝わり,やまびこのように同じ空を見る仲間の想いも返ってきはじめました。これからも,復興への祈りをのせた歌声を響かせて,共に歩んでい きます。
30分という短いステージですが,この取組みの原点となった『はじめの一歩』をオープニングに,第1回で歌った曲から『虹』,そして8月に陸前高田に学童と訪れたときに,米崎保育園の子ども達が歌ってくれた『空より高く』,ピカりんの夢若葉プロジェクトと共に陸前高田の支援している陽だまりとして,園歌といっていい『夢わかば』,ラストは今年のNHK合唱コンクール中学生の部の課題曲『証』に挑戦します。

utaitai11-1.JPG空より高い心・・・海より深い心をもつ私たち。だから諦めないで,背を向けないで,空より広く,海より強い心を持とう。米崎保育園の子ども達が震災から半年も経たない8月に練習を始めたという。そんな歌声を聞いたとき,私たちの方が勇気づけられる瞬間であったことを今でも思い出します。そんな歌を,今度は我らが学童が想いを寄せ合って歌い上げます。子どもと大人のコラボが今年も楽しみです。
夢基金を利用した親父の主催事業が毎週のように行われています・・・しげるさんはじめ,指導いただいている白石左匠には本当に頭が下がります。そして,休日返上で手伝ってくださる親父の皆さん!本当にありがとうございます。早く,囲炉裏テーブルで熱燗でも飲みたいですね。

さて,竹小舞が完成したとはいえ,ぽかぽかまつりでの土壁塗りワークショップまでに屋根を完成させようと,素人集団が頑張っています。12日(土)に集合した親父たちは,屋根の仕上げを急ピッチで進めています。防水シートを貼って,その上に伝統的な屋根材である杉皮で葺こうという企画です。

yume1112-1.JPG下では,基礎の足固めのためにコンクリートを流し込む作業が進められています。結局,杉皮そしてコンクリートも足りなかったので作業は16時過ぎに終了。残りは,19日,20日の週末に行うことで調整されています。まだまだ工程は遠いですが,怪我のないように頑張りましょう!

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8月に陽だまり学童選抜チーム「陸前高田応援隊」と一緒に,陸前高田の保育園を訪問させていただいてから早3ヶ月が過ぎました。先日11日の8回目の月命日に,チャリティコンサート実行委員会の「長袖シャツプロジェクト」で染めたシャツを発送させていただきました。園児と保護者・職員が1着ずつ心を込めて絞り,それを高田保育園のクラス名に因んだイメージカラーで染色しました。これらの支援は,夏祭りの模擬店の収益金で実現されたものです。

takada-1.JPG6色に染め上がったシャツは,子ども達の素敵な絵が書かれた段ボールで,遠くで頑張っている仲間達に想いを一杯詰めて届けられました。

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takada-3.JPG箱の中には,次のようなメッセージが添えられていました。

【チャリティコンサート実行委員長 直井正幸】
高田保育所さんにお邪魔させていただいてから早3ヶ月・・・如何お過ごしでしょうか?
さて,訪問時にお話のあった長袖シャツを贈らさせていただきます。皆で話し合い,高田保育所さん各クラスの名前にちなんだカラーで染色してみました。子どもたちはしぼりの手伝いをしてくれました。1つ1つ模様が違っています。ぜひ保育にお役立てください。
まだまだご苦労は絶えないと思いますが,今後も私たちに同じ保育園としてのお手伝いをさせてください。晩秋を迎え寒さがましてきますが,お身体ご自愛ください。

【園長 本田泉】
寒さ厳しき季節の到来に・・・遠方よりではございますが,皆様のご心痛お察し申し上げます。
「長」Tシャツを送ろうプロジェクトが始動しはじめてからも数ヶ月の時間が流れてしまい,本当に申し訳ないところではございますが,「どんなことができるだろう!!」と大人たちが知恵を寄せ合い,こども大人み〜んなでとりくんだしぼりのTシャツ作りとなりました。
「なぜ,パジャマを着て寝ている場合ではないのか」子ども達にもしっかり説明をし,心を寄せていく中での保育的とりくみとなり,
合成染料ではなく天然色素の顔料で,とにかく明るい色に!!(クラスカラーになったかな?)にこだわって作りました。
寒い冬ではありますが,皆様の心に小さな灯がともりますように・・・お会いできるその日まで。



そして,いずみちゃんの携帯の方にメールが届きました。ビデオには,元気に明るく前向きに生活している子どもたちの様子が映されていて,そして実際に試着してくれている子どもたちを見ると涙が・・・そして,高田保育園の園長さんから次のメッセージが寄せられました。

心温まるご支援ありがとうございました。一枚一枚のtシャツから皆様の思いがしっかりと伝わってきました。どんなに大変だったかと本当に感謝です。こどもたちもクラスカラーだということ、同じ模様が一枚とない世界で自分だけのtシャツという話に感動していました。今朝ご紹介しながら、なにもかもが流された高田保育所だけれど、こうしてみんなのことを見守って応援してくださる人がいることを忘れないで毎日過ごそうね。そして決してこの津波をわすれないでね」とはなしました。亡くなったひとのこともねと続けたかったですが、まだいえません。涙が止まらなくなるんです。では、みなさまによろしくお伝えください。
実行委員会では,次なる支援に向けて,第2回チャリティコンサートの具体化に向けて始動しています。ぽかぽかまつりではチケットの先行販売を行います。藍染プロジェクトによる手拭もチャリティとして販売致しますので,どうか皆様の温かいご支援をお願い致します。
9日の13時半より,県庁の講堂にて「第23回栃木県マロニエ建築・景観賞」の授賞式が行われました。栃木県では,平成15年に景観条例を制定していますが,この表彰事業は,栃木県の「美しい景観づくり」を促進するために,平成元年からスタートしたものです。ヨーロッパなどに比べると,景観に関して無頓着すぎるほど遅れている日本ですが,近年ようやく景観が生活アメニティの重要な要素であることが認識されはじめています。同時に,歴史的スットクや緑地帯や水辺の確保といった環境要因を保存したり,また創造したりすることが価値ある行為として受け入れられる時代になりました。その意味において,この賞を陽だまり保育園が受賞したことは大変意義深く,園舎創造に関わってきた職員,保護者,陽だまりを応援してくださる地域の皆様のご支援の賜物であります。改めまして,旧移転準備委員長として御礼申し上げます。

さて,授賞式は淡々と進められました。もちろん,今回の授賞式の主役は我らが理事長あっくんです。緊張のせいか?指先までピンと伸びた姿は見物でした。分厚い設計図を目を真っ赤にして毎晩のように見つめては,こうじゃない,ああじゃないと言っていた1年半前が昨日のように思い出されました。立体的想像が苦手ないずみちゃんと,足の踏み場もない太陽の部屋で口論し合い,そして色んな人のご支援で現園舎が完成していく日々が走馬灯のようによぎっていきました。本当にお二人の熱い想いが一つの「かたち」になり,それを応援してくれる保護者がいて,地域の方々がいて,今もなお土間ホールで縁が結ばれている,その事実こそがこの賞の価値を高めていくことでしょう。本当におめでとうございました。

maronie-1.JPG授賞式の後,審査委員会委員長の三橋伸夫先生(宇都宮大学大学院工学研究科教授)から講評があり,最後に受賞者全員でお決まりの記念撮影。このときも,後ろに行こうとしていたのですが,係の人に前にくるよう誘導されていたあたりが,あっくんらしくて・・・いずみちゃんと笑ってしまいました。あっくんの右隣が三橋先生,福田知事です。

maronie-2.JPG授賞式の後は,株式会社ワークヴィジョンズ代表の西村浩氏の記念講演がありました。北海道の岩見沢複合駅舎ならびに氏の故郷である佐賀の中心市街地活性化の事例を通して,これからの建築物のあり方について豊富なまちづくり経験を通して提言がありました。これまでは,建物を造れば人が集まっていたが,これからは「モノ,ヒト,コト」を有機的に結びつけるためのビジョンをもって,ものづくりを行わなければならない。建物が立派だから豊かであるのではなく,その建物が市民から愛され,愛着をもって使ってもらう仕掛けづくりが大切だという主張です。その仕掛けづくりをするために,一見無駄とも思えるほどの時間を費やしてコミュニケーションを図ることが成功への鍵となると思いました。そして,これまでの価値や理屈をひっくり返すようなアイデアを生む必要があり,だからこそ多様な人々が関わり合うことが重要なんだと思います。この点においても,陽だまりの園舎づくりのコンセプトは間違っていなかったし,これからも陽だまりスタイルは時代のトップランナーといえるでしょう。

maronie-3.JPG(県庁15Fのギャラリーで19日までエントリーされた全ての作品が展示されている)

夢基金「竹小舞WS」

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11月に突入し,今年も残るところ2ヶ月足らず・・・冬の訪れを感じつつも,温かすぎる少し変な気候のせいか,里山林の色づきが悪いように思います。

そんななか,親父の会は夢基金事業に汗を流しています。当初計画していたものよりスケールがずいぶんと大きくなり,園庭遊具として陽だまりの歴史に名を刻むこと間違いないでしょう。それだけの規模だけに,作業が思うようにはかどらず,3日の休日を返上して竹小舞WSの下準備が行われました。

竹小舞は丁度織物のように割竹を交差させて土壁の下地とする伝統の技です。今回の基地づくりは,当初のコンセプトが桜の木を囲む円形の館だったので,設計・施行ともに手間取りましたが,小舞づくりまでくると素材の自由度が発揮されます。竹の弾力性を利用すると,それまで八角形だった櫓が見事に円形に変化 していきます。

yumekomai1.JPG基地への入り口はドアではなく,台風で倒れた栗の木を利用してワイルドに設置しました。自然の枝振りを利用して,表から見ると「入」,裏から見ると「人」となり結果オーライとなりました。

yumekomai2.JPGそして,5日のWS当日は晴天に恵まれ,多くの学童だちが帰ってきてくれました。この日は,ぽかぽかまつりのチャリティ実行委員会ブースのための藍染プロジェクト,同窓会組織の縁会の作戦会議も重なり,盛りだくさんの土曜日となりました。

屋内では,母ちゃんと職員が手拭の縫い絞りを,手:口=*:?という感じで和気あいあいと進めてくださっていました。ぽかぽかの前夜祭ならびに当日,これが藍染されたものがチャリティ実行委員会ブースに並びます。売り切れ御免ですので,陸前高田への思いと共に購入いただければ幸いです。

yumekomai3.JPGそして,今回新しくデザインされた親父の会のロゴマークを型染で限定販売しようと企画しました。親父の会の皆さんはもちろん,親父の会を応援くださる皆さんに購入いただきたいと思います。とはいえ,決して無理にとは言いませんよ・・・でも,1回飲みにいくことを考えれば・・・ヨロシク!!です。

yumekomai4.JPGさて,竹小舞WSの様子へ話を戻しましょう。親父達が準備した横に張った竹に対して,内側から縦に竹を今回はシュロ縄で編んでいきます。内側と外側から息を合わせて約2時間,伝統の技術にどっぷり浸りながら作業を進めていきました。いつも思うのですが,竹の格子から漏れる光が何とも美しい・・・そんな下地が見えないのは悲しいということで,園舎の玄関を入ったところの壁の一部に小舞を露にしているところがあります。そんな思いで園舎を眺めていただけると嬉しいですね。

yumekomai5.JPGそして,学童同士のこんな風景にも癒されます。卒園年度は違うのですが,内と外から縄を渡し合って小舞を掻いていきます。出来具合より,やはりプロセスに意味があって,それを共有することが一瞬かもしれませんが,長い人生のなかで大切なものとなるのだと思います。

yumekomai6.JPG入り口の発案者である理事長には,しっかりとその部分の小舞を掻いてもらいました。自然木と融合した土壁の姿が楽しみです。

yumekomai7.JPG午前中の作業だけでは,もちろん全ては終りません。そこは,親父の会とボランティアの職員,母ちゃん達によって夕方までには全ての小舞が完成。さらに,比較的温かな天候に恵まれましたので,ぽかぽかまつりでの土壁塗りに備えて,発酵中の左官土をかき混ぜも行ってくださったようです。藁の発酵臭に加え,土から来る冷えにも根を上げずに作業を進めてくださった皆さんに感謝です。夕暮れ時,ようやく全ての作業が終了し,みんなで記念撮影・・・ありがとうございました!!

yumekomai8.JPG追伸

屋根の杉皮貼りが終りませんでした。その内,隊長しげるさんより協力要請がありますので,親父の皆さん,宜しくお願い致します。

土間ホールの新しい顔

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先日,待望の囲炉裏テーブルが土間ホールに据え付けられました。今月の風のたよりにもあったように,日常は徹底討論の場として,そして皆さんの憩いの場として,下の写真は週末の宇大生の研修の様子ですが,木の温もりを感じながら,ちょっと低めの絶妙な高さがいい感じでした。

irori-1.JPGなぜ,宇大生が?今年のぽかぽかまつりの体験ブースで,エコハウスとの連携部分を,私の授業「生活環境論II」受講者が環境教育教材開発の実践授業として担当させていただきます。そのようなわけで,いずみちゃんの講話の後,実行委員長たっちゃん,副実行委員長のまーくん,だいちゃんからイベントの説明をいただき,情報交換をさせていただきました。急な依頼でしたが対応くださり感謝です。この日の午後はエコハウスでも研修を行い,体験ブースのコンセプトを練りました。森を使った企画と森の素材を利用した工作企画になりましたが,詳細は授業で企画書を作成してから実行委員会に届けたいと思います。多くのみなさんに学生企画を体験いただき,忌憚のないご意見をいただければと考えています。

irori-2.JPG実はこのテーブル・・・土間ホールでのイベントの時は土間部分を簡易床にするときの土台にもなるように設計されています。ぽかぽかまつりでは新たな土間ホールの顔が見られると思います。乞うご期待!そして,テーブル費用を回収するため・・・?あ,いや,皆さんのコミュニケーションを活発にし,日頃の恊働に感謝するため,赤提灯「千鶴子」が間もなく開店するとのこと。こちらも楽しみにしていてくださいね。

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