ONE

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2011年もあと数時間で終わろうとしています。今年は陽だまり保育園の新たな歴史の始まりの年でありました。同時に,東日本大震災ならびに福島原発事故が,これまでの当たり前の幸せを奪い去り,新しい日本のデザインのあり方を考える元年となったと思います。陽だまり保育園では,旧移転準備委員会を母体に「チャリティコンサート実行委員会」が生まれ,陸前高田の保育園を支援しようと,歌と手間で温かい取り組みが始まりました。そして,親父の会は合研で全国デビューを果たし,陽だまりの「恊働」をアピールしてくれました。それに裏打ちされた夢基金事業での秘密基地づくりを遂行し,子どもの育ち環境を整える一翼を担ってくれました。

年末の各クラス懇談会で,いずみちゃんから配布された新開さんの子ども・子育て新システムに関する記事に,いまの国会の議論に「不易」はあるかという問いかけがありました。時代や環境が変化しても,子どもが発達するうえで「変わらないもの」あるいは「変えてはいけないもの」があるはずです。それを新システムの議論の中心にし,保障していこうと大人が真剣に検討しているとは思えないという内容でした。ところで,芭蕉は俳句の美を論じるうえで「不易流行」という哲学を提唱しました。「不易」は永遠に変わらない伝統や芸術の精神であり,「流行」は新しさを求めて時代とともに変化するものです。このような相反するような概念も,ともに風雅に根ざす根源は同じであるという考え方です。伝統的な知恵や技が姿を消しつつある現代,その価値の再生が叫ばれています。震災後も「絆」とか「つながり」というコミュニティを豊かに維持する上で大切にされてきたものが再確認されました。効率的で便利な社会になると不易よりも合理性や個人主義がまかり通るようになるのかもしれません。でも,私たちはもう一度,子どもと一緒に未来のために大切なこと「不易」を語り合い,そこから生まれてくる新しいもの「流行」を大切にしていきたいと思います。

さて,第2回震災チャリティコンサートのスペシャルゲスト"Brown Blessed Voice"主宰の山中さんと,市村さんが最後に大合唱する「One」の指導に仕事納の日にきてくださいました。振り付けまで決まって,みんなで「ひとつ」になろう!!と心から歌います。震災を忘れることなく,心響き合わせて私たちの思いを届けたいと思います。

皆様,それぞれに素晴らしい新年をお迎えください!!

ONE.JPGPhoto by Kousakubito

『One』
作詞 宮原Panda裕子
作曲 山中陽子

One 広い宇宙の この小さな地球(ほし)で
巡り会えた軌跡よ
心合わせて 今 響き合おう
愛を言葉にかえて

今 子供の頃 願った夢
叶いそうな気がする
君とならばできるはずさ
どんなことも

声を合わせ 歌おう
世界の 愛と平和のために
声よ届け
宇宙のすべての闇が 光に変わるように

今 子供の頃 願った夢
叶いそうな気がする
君とならばできるはずさ
どんなことも

声を合わせ 歌おう
世界の 愛と平和のために
声よ届け
宇宙のすべての闇が 光に変わる

ひとつになろう 翼広げて
想いのすべて 空に飛ばそう

夢を抱いて 生まれてきたのさ
愛するために 戦うためじゃない

ひとつになろう 生まれてきたのさ
ここに生まれた 喜び感じて

LaLaLa・・・

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このページは、管理者が2011年12月31日 17:26に書いたブログ記事です。

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